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横浜の街の語りべたちを訪ね、手触りのよい紙に、公的記録には残らない街の記憶をしたためた民衆文化誌。
「はま太郎ってどんな本?」そんな疑問にお答えします。
『はま太郎』のコンセプトは、「ヨコハマの読むオツマミ」。冊子を開いて、店や街の歴史について読めば自然とお酒も進むはず。バックグラウンドを知ると、断然お酒は美味しくなるものです。
冊子には昔懐かしいミシン製本、ザラリとした紙と相性の良いデジタル孔版印刷を採用しました。インクの香りが漂い、それもまたツマミになるといいなぁ、と、編集部は考えているわけです。実は、このミシン製本で綴じることのできる最大ページ数は、62頁。「もっと厚みがあるといい!」と思われる方もいらっしゃるでしょう。ごめんなさい!
お酒のツマミになるような地域情報誌を…
グルメ本と違って、ちょっと不便があります
『はま太郎』に綴られているのは、街の歴史と人の魅力。
看板メニューができた経緯や伝統に触れることは多々ありますが、お値段や価格帯などの記載はほとんどありません。
また、年配のご夫婦が2人きりで切り盛りしている老舗飲食店などの場合、ご店主と常連さんに配慮し、おおまかな店舗の位置は記しますが、あえて住所や電話番号、地図などの詳細な店舗情報を掲載していないことがございます。
ただ、読者様との交流は大歓迎です。「お店の場所がどうしても知りたい!」という愛と情熱をお持ちの場合は、是非、編集部にご連絡ください。
飲食店はもちろん、あらゆる老舗をめぐります
創刊号から特集している「市民酒場を語る」のコーナーは、毎号1店舗から3店舗の市民酒場を取材し、その店の歴史を紹介する人気コーナーです。
もっとも、『はま太郎』編集部の取材先は、飲食店だけではありません。街の工場や会社、商店など、地域に根差して営んでいる人たちにもスポットを当てています。例えば、2号から連載している「今夜の一本」は街の個性的な酒屋さんに思い入れのあるお酒を紹介してもらうコーナーです。また、7号の「ハマの職人の手仕事」では、ハマに唯一残る活字屋さん・築地活字を訪れ、職人の技の真骨頂に迫りました。
編集部員2名が何度も足を運んで取材します
一度の取材で原稿をあげられるのは、素晴らしいテクニックですが、『はま太郎』編集部は「何度も足を運ぶ取材方法」を採用しています。
会話を重ねれば重ねるほど、お店の方でさえ忘れかけていたような知られざるエピソードが飛び出してくるものと信じているためです。効率は悪いかもしれませんが、そこが『はま太郎』に掲載している情報の「とっておきの部分」。
次号の企画が、お店の人の思い出話や何気ない言葉から生まれることも多々あるんです。