11月17日(土曜)、浅草(田原町)の書店、 Readin’ Writin’ BOOK STORE さんにて、ナポリタントークを開催することになりました。
浅草界隈も「ナポリタン街」と称していいほど、喫茶店やら洋食店やらがありますから、ふさわしい場所での開催です。
ゲストの日本ナポリタン学会会長、田中さんってこんな人
ゲストは、日本ナポリタン学会会長の田中健介さん。
星羊社で刊行している『はま太郎』で、13号から「横浜ナポリタンボウ(探訪)」という連載を持ってくださっています。
日本ナポリタン学会という任意団体が結成されたのは2009年のこと。
戦後にナポリタンが全国に広まっていく過程でキーとなる土地・横浜の有志によって構成されています。 団体結成時より会長を務め、約10年。
田中さんは、2010年には横浜の麺類を食べ歩いた記録をまとめた『麺食力』(アップロード刊)を上梓するなど、ナポリタンのみならずあらゆる麺をこよなく食す麺フリークでもあります。
日本ナポリタン学会はその活動内容が評価され、全国の地方新聞社と共同通信社が創設した「地域再生大賞」では第4回優秀賞に選ばれています。
ナポリタンの発祥地は、マッカーサーが愛したホテルのレストラン?
突き詰めて分析すると、下町洋食を育んだ街の魅力が見えてくる
横浜といえば、開港以来、外国人居留地もあり、西洋文化に触れてきた街、洋食文化が根付く街です。
ナポリタンが誕生したのは、戦後の日本だとされていますが、やはり横浜で発祥したのでしょうか?
発祥地については諸説ある、というのが田中さんの見立てです。
ナポリタン発祥地についての最も有力な説では、横浜にあるマッカーサーが愛した某ホテルのレストランだったとされていますが、果たして…?
さらにナポリタンの原形を探っていくと、明治、大正、昭和初期の古き良き日本の食文化とその変遷を垣間見ることができます。
ヒントは、明治時代に刊行されたとある宣教師の妻のレシピ本、池波正太郎や古川ロッパのエッセイ…。
ナポリタンを突き詰めていくと、やがて東京と横浜、ふたつの街に対する比較的な視点が生まれ、
ふたつの街の「下町洋食」の魅力が(どっちが勝ち負けではなく)際立って見えてくることでしょう。
今回のイベントは、司会(星羊社)、ゲストともに、横浜在住ということもあるため、横浜のなかでもとりわけ浅草・上野界隈の雰囲気に似た、気取らない庶民文化が魅力的なエリアの紹介も交えつつ、ナポリタンの奥深き世界に触れていきたいと思います。
ナポリタントークを聞きながら、田中さんのナポリタンを食べよう
作り方も聞いちゃおう
日本ナポリタン学会のアンテナショップでは、会長は自らフライパンをふるいナポリタンを提供。
アンテナショップ閉店後の現在も、街のイベントなどに精力的に参加し、その腕前を披露しています。
田中さんオリジナルソースは、あらゆるナポリタンを食し、研究を重ねてきたからこそ生まれてきた絶妙な配合が自慢です。
17日のイベントでは、そんな田中さんが作るナポリタンをドッグ(片手で食べられる!)にして提供。
さらに、こっそり田中会長のオリジナルの作り方も聞いてしまいましょう!
パスタの太さの違いによる、食感についてまで熱く語ってくれるはずです。
使用するパンは、会場の近くにある大人気ベーカリー「ペリカン」のコッペパンを予定しております!
こちらのコッペパン、予約しないとなかなか手に入らない幻の逸品!
当日、会場にてお待ちしております!
イベントご予約・ナポリタンドッグのお取り置き希望は星羊社または、
会場となるReadin’ Writin’ BOOK STOREまで!
日 時:11月17日(土)1830開場/1900開演 会 場:Readin’ Writin’ BOOK STORE 参加費:1,500円(税込) 横浜名物・ナポリタンあられ付き! 定 員:30名 ご参加をご希望の方は、お名前、人数、連絡先を明記のうえ info@readinwritin.net (会場)
または info@seiyosha.net (星羊社)
ご予約優先となります!お早めにどうぞっ!