平素より星羊社商品をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
このほど、1年3カ月ぶりに新刊をリリースすることになりましたのでお知らせいたします。
タイトルは「ギョランギョラン ―呑兵衛さんの魚卵紀行―」。
魚卵というテーマを軸に、各地の食文化と歴史、地域産業の奥深さに触れる1冊となりました。今回は、北海道、青森県、秋田県を訪れました。
北海道では虎杖浜のタラコ屋さんや小樽の市場、青森県では弘前市の筋子屋さん、「すじこのうつわ」を焼く職人、鯵ヶ沢の幻の淡水魚養殖場、秋田県では八峰町のハタハタ・ブリコを提供する温泉などを巡っております。
本書を通して、魅惑の魚卵ワールドをどうぞご賞味ください。
さて、装丁についてです。
今回も「よこはま野毛太郎」(2023年刊行)に引き続き、長野市の株式会社アルキャストさんに印刷を、同じく長野市の渋谷文泉閣さんに製本をお願いいたしました。
表紙の紙はエンボス加工が印象的な「クロコGA」で。見開き写真がノド部分まできれいに見えるのが特徴の「コデックス製本」にて仕上げていただきました。
鱗のような風合いの表紙を開くとタイトルの前に水面をイメージしたトレーシングペーパー、背のかがり糸は筋子の赤…と、演出にも力を入れております。
本文はわら半紙に近いニュアンスの中質紙で、経年とともに風合いが変化していく特徴があります。
二名の知人に取材アシストとして同行してもらいながら、星山、成田の二名が執筆しました。
当初より4カ月ほど押してしまいましたが、予想以上に深掘りした1冊となりました。
つきましては、本書がより多くの魚卵愛好家の方々に届きますと幸いでございます。
※星羊社通販および、星羊社stockroomにてご購入の場合、ささやかながらA5クリアファイルの特典がございます。
商品ページをはこちら➡★★
取材の記録をまとめたロードムービー風動画もつくりました。
商品ページよりご覧ください。


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